「こども⾷堂」をご存知でしょうか。
今回はレストランTAKAYAMAと「こども⾷堂」の関わりについて、⾼⼭シェフに聞きました。
レストランとしての社会貢献
TAKAYAMAでは、定期的に「こども⾷堂」へ⾷材を提供しています。
⾼⼭:はい。広島の「こども⾷堂」に⽜⾁を提供しています。メインに使⽤している⽜⾁は経産⽜というサステナブルな⾷材ですが、最後まで使い切ることで、さらにサステナブルに。とてもいいご縁だったなあと思っています。
「こども⾷堂」について、教えてもらえますか?
近年、両親の共働きなどで家族だんらんの機会が減っています。そんななか、地域の⼈々の中から⽣まれたのが「こども⾷堂」。「こども⾷堂」では、⼦どもたちが無料、または安価で⾷事をすることができます。また、家庭でもない、学校でもない、地域の⼦どもたちにとっての新しい居場所としても活⽤されています。
なぜ、広島なのでしょう?
⾼⼭:私の地元なのです。家族のつながりからご縁ができました。トリミングによって出た端切れを真空パックに詰めて定期的に送っています。
届けた⾁はどんなふうに活⽤されているのですか?
⾼⼭:⾁じゃがやカレーなど、いろんな料理に使われているようですね。「みんな、おいしいって喜んでいたよ」と感想を聞くと、とてもうれしいですね。厨房でのトリミング作業中にも⼦どもたちの笑顔を想像します。
レストランとしての社会貢献について、どのように考えていますか?
⾼⼭:「社会貢献をしよう」などという⼤仰なことは考えていません。社会の⼀員として私どもがお役に⽴てる場所があれば、できることをしようと、いつも考えています。「こども⾷堂」への⾷材提供もそのひとつ。おいしい⾷事と楽しい居場所を⼦どもたちに提供するという活動の中で当店が少しでも役に⽴てていればとてもうれしいです。
今後はどうしていきたいですか?
今後も私どものスタンスは変わりません。私たちにできることがあれば、前向きに取り組んでいきたいと考えています。レストランとして、社会の⼀員としてお役に⽴てるレストランでありたいと思っています。
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#サステナブルなガストロノミー